【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】マンチェスター・シティ(プレミアリーグ)MFカルヴァン・フィリップスは、苦しい幼少期から現在までのドキュメンタリーの公開マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスは、自身のドキュメンタリー公開について語っている。1995年12月にアイルランド人の母とジャマイカ人の父の下、4兄弟の1人として生まれたK・フィリップス。

しかし、罪を犯した父が刑務所に収監され、母親が仕事をいくつも掛け持ちしながら育ったものの、苦しい幼少期を過ごしたという。それでも14歳でリーズの下部組織に加入すると、2014年夏には初めてプロ契約を結び、2015年4月にトップチームデビュー。以降は主力選手としてポジションを勝ち取ると、2016-17シーズンからはチャンピオンシップ(英2部)で4シーズン連続30試合以上に出場し、17年ぶりの昇格の立役者に。

プレミアリーグでも見事な活躍を継続し、2020年9月にはイングランド代表デビューも果たした。そして昨夏、マンチェスター・Cに4500万ポンドとされる移籍金で加入。公式戦21試合の出場にとどまったものの、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップの三冠達成を経験している。そんな27歳MFだが、7月19日から『Amazon prime』で「Kalvin Phillips: The Road to City」というドキュメンタリーが公開される。

それに先立ち『BBC Radio 5Live』のインタビューに応じると、苦しい幼少期を振り返りつつ「自分も僕と同じだと感じている人がいるのであれば、『努力して自分を信じ続ければ夢は実現できる』ことをわかってもらいたいんだ」と思いを明かした。

また、「数カ月前に父に会いに行ったんだ。『出所したら助けたい。落ち着けるように、すぐに刑務所に戻らないでいいように助けたいんだ』と伝えてきた」とし、父とのやり取りを語った。「彼は『カルヴァン、正直に話すと、私が今やりたいことは君のプレーを見ることだけなんだ』と言っていたよ。刑務所に入ってからは色々なことを見逃してきたし、残りの人生はそれだけで満足だってね。

僕も『それで大丈夫だよ』って伝えてきた」

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