【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】トッテナム(プレミアリーグ)で活躍するハリー・ケインに対してバイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ)が強い関心を寄せている。
トッテナムがバイエルン・ミュンヘンのハリー・ケイン獲得に向けた2度目のオファーも拒否したようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
今夏の移籍市場でその去就に大きな注目の集まるケイン。プレミアリーグ得点記録で歴代単独2位に浮上するなど長年にわたって確かな功績を残してきた同選手だが、チームは長年タイトルに縁がなく、新シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を逃したことで契約最終年になる今夏に新天地を求めるのではないかと予想される。
そんなケインに対して現在強い関心を寄せるのがバイエルン。昨夏に退団したロベルト・レヴァンドフスキに代わるストライカーを求める同クラブは、すでに獲得に向けて動きを見せており、7000万ポンド(約127億円)にボーナスが付帯した2度目のオファーをトッテナムに提示していた。
しかし、『ガーディアン』によると、トッテナムはケイン獲得に向けたバイエルンからのオファーを再び拒否する見込みだ。一方の選手は、イングランドのクラブからの条件が大幅に改善された契約延長を急いで結ぶ意思がなく、現時点で今夏の移籍市場の展開を見守る考えがあると伝えられている。
今夏からトッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、ケインの将来について「何の保証もないし、何かの保証があるとも期待していない。これが私の性格だ。私が今現在わかっていることとともにやり、そのことだけに集中しようとするだけだ。今私がわかっていることは、ハリーがこのスカッドの一部であり、トレーニングを再開することを楽しみにしているということだ」と話し、以下に続けた。「私は全員を平等に扱うことが大好きだ。ハリーはすでにこのクラブの歴史に名を刻んだ。
彼はとても重要な存在だ。彼は世界最高のストライカーの1人で、彼にいてほしい。私と彼の会話は、どうやって我々がこのクラブに成功をもたらせるかについてだ。私が望んでいることはハリーに私自身のことを紹介し、私のビジョンを伝えること、そして彼の考えを感じ取ることだ」
Comments are closed