【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】アル・ヒラル(サウジ・プロフェッショナルリーグ)とセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチは年俸2000万ユーロの3年契約を締結する見込みだ。

アル・ヒラルがラツィオのセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの獲得に近づいていることが『GOAL』の取材で明らかになった。

今夏の移籍市場でヨーロッパから数々のビッグネームの獲得を続けるサウジアラビア勢。同国の名門であるアル・ヒラルもすでにウォルヴァーハンプトンからルベン・ネヴェス、チェルシーからカリドゥ・クリバリを獲得した。そして次なるターゲットとしてミリンコヴィッチ=サヴィッチの獲得を目指している。

アル・ヒラルとラツィオは4000万ユーロ(約62億円)程度の移籍金で同選手の移籍で合意したことが判明。セルビア代表MFは年俸2000万ユーロ(約31億円)の3年契約を締結する予定だ。

また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は10日に『Twitter』で「アル・ヒラルとラツィオが4000万ユーロでのセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの移籍で口頭合意に達した。正式なオファーと書類を待っているところだ。

アル・ヒラルは条件面での交渉を開始した同選手の最終決定を得るために取り組んでいる。今、すべてはセルゲイ次第だ」と伝える。さらに、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、『スカイスポーツ・イタリア』で「ミリンコヴィッチ=サヴィッチはクラブから離れることを私に尋ねてきた。彼は退団だけを望んでいる。サウジアラビアに行くかは彼に聞いてみてほしい。アル・ヒラル?私たちは正式なオファーと書類を待っている。書類にサインされたとき取引完了だ。オファーは5000万ユーロ以下だ」とコメントしていた。

2015年からラツィオでプレーするミリンコヴィッチ=サヴィッチは、8シーズンにわたって公式戦341試合でプレー。安定したパフォーマンスを続けることからセリエAのライバルであるユヴェントスやプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーからの関心も頻繁に伝えられてきた。しかし、28歳の同選手は中東でキャリアを続けることになりそうだ。

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